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ふらんすから、こんにちは

近況報告いたします。 7歳!

 インさんの中華料理

うちの真上に住む中国人のインさんが、八角(アニス)の味が効いたタラ科の魚の煮付けと、チンゲンサイのオイスターソース炒めを作ってごちそうしてくれました。それと、あらかじめ炊いてあった白いご飯を、蒸し器で温めなおしたもの。いつもわたしはレンジでご飯を温めなおしてましたが、蒸し器で温めなおすと美味しいのか!と、感心。

本物の中華料理〜〜
フランスにはたくさん中華レストランがありますが…今まで…アタリというのがなく…食べられないほど不味くはないけど日本じゃ食べないレベルのマズさという評価。なので、インさんのお料理に感動!中華料理は残すのが礼儀だったような気がしましたが…残さずいただいてしまいました。


先日、月曜日の朝、きーさんを学校へ送って帰ってきたところ、うちの上の階に住む中国人のインさんの娘が癇癪を起こして「学校(幼稚園)へ行きたくない!ママお家に帰ろう!」と大泣きしているところに遭遇。

いつもなら(ああ…大変だ〜)と思い「良い1日を…(頑張って…)じゃ、また…」と、見て見ぬ振りをするのですが。この日の娘ッ子の暴れっぷりが凄い!!!

ギャー!!!帰るー!!!に始まり、靴を吹っ飛ばし走り出す。インさん追いかけ捕まえ担ぐ…米袋を肩に担ぐように。娘ッ子暴れる。インさんの眼鏡宙に舞う…肩掛けのバッグのチェーンちぎれる…娘ッ子逃げる…インさん追いかけ捕まえる…今度は逃げられないように足首掴んで宙吊りに抱える…

インさんの娘ッ子の叫びはスゴくて、昨夏、地区全体に響き渡る勢いで叫び続け、小一時間叫び続け、ついには建物の裏側の棟に住むおじさんがたまたまベランダにいたわたしに「オマエの家かー?!この赤ん坊の叫び声をどうにかしろー!!!」と怒鳴ったほど。(「うちに泣きわめく赤ん坊はおらんわー!」とキレ返すアジア人。フランス生活にも年季が入ってきております。)わたしも窓を開けても閉めても聞こえる雄叫びがどこからのものか心配したのですが、それがわが家の真上の家と知ったのはしばらく経ってからでした。

話を先日の朝に戻して、まるで殴り合いの修羅場から生還したような出で立ちのインさん。髪はボサボサ服はヨレヨレ、眼鏡はナナメちぎれたバッグのチェーン…肩に担がれ叫びながらバタつく娘…横には二人乗りベビーカーの前座席にニコニコとこっちを見るインさんの下の子(男児)。

インさんに、早く家に入っていいよ…(外玄関のドアを開けると同時に娘が駆け込む)とは言ってくれたものの、このまま見過ごすわけにはいかない!と、この日はなぜか思ってしまった。わたしらしくなく。

「幼稚園まで、手伝ってあげるよ!ベビーカー押してあげる!」と、気がついたら言っていました。

だって、この時すでに学校や幼稚園の始まる時間を15分は過ぎていたし、このままじゃインさん一人で娘を幼稚園へ連れて行き、その後息子を保育園へ置いてくるのはどんなにたくましくても無理でしょう!

(インさんは背も高く体格も良いのですが)

というわけで、一緒に幼稚園へ。幼稚園はちょっと離れていて、大人の足でも早足で10分くらい。バスの停留所2つ分の距離。その間、娘ッ子は疲れもせず暴れ続け、途中インさんの腕の中からするりと抜けて車道に猛突進!!!焦るわたしが腕を掴み「危ないよ!!!」と言うも、娘ッ子は「学校なんてみんなどうでもいいの!!!」と叫ぶ。わたしも疲れ呆れ果てるインさんを横目に、「どうでもよくないの!ちゃんと学校へ行かなきゃダメなの!」と、怒る。(…わたしが言うか、こんなことを(元・学校嫌い))

車道に飛び出すのも「お前の人生だから好きにしな。だけどお前をひいてしまう哀れな車の運転手の人生背負えるか?背負えないだろう?なら飛びだすんじゃねえ!余計な不幸は生み出すな!」と、おばちゃんは考えるわけよ。

娘ッ子…靴を履いてないんだよ…怪我するよ…

ベビーカーはこういう非常時に括り付け一気に運び込むために二人乗りなのですが…娘ッ子が暴れたせいと、二人の成長による重量増加により壊れて二人乗せられない状態…というか、娘っ子を載せようとしたら(後部席)暴れに暴れ前に乗っている弟の身に危険が…という状態。

久しぶりに押すベビーカーは重く、空もどんより空気も重く…足取りはさらに重く…

ようやく幼稚園に到着し、こんなに時間と労力をかけてきたのに(しかも軽く30分は遅刻してるよ…)「今日も癇癪起こして…」と伝えるくらいで逃げるように教室を後にして、幼稚園の受付?窓口?でどれだけ癇癪娘を登園させるのが大変か世間話をして後にする。

今度は保育園へ息子を置いてきて、息子はちょっと愚図るも、ここもサクッと退散。ここまでなぜか同行してるわたし。

普通幼稚園とか保育園て、保護者か保護者が認めたお迎えの人以外はかなーり警戒されるんだけど…インさんといるわたし、同じアジア人で身内くらいに思われてるのかな?って感じ。

幼稚園も保育園も施設が綺麗で充実していて…とても良さげでした。保育園に小学校が隣接しているので、正直「ちょっと離れてるけどこっちの方がよかったなー」って。

二人で、いい施設だね、とか、毎朝こんなに大変なの?とか、途中にある公園の中にあるインさんの畑を見せてもらいながら帰路へ。そこでなぜか、花の株と土が欲しいから一緒に買い物に行こうよ!という話に。

一度家に戻り、バスに乗ってガーデン用品センターへ。

途中でガーデン用品センターの向かいにある生地屋さんに寄ったら、ガーデン用品センターに入った時間はもうお昼休みで一時閉店する時間に。(フランスはお昼休憩で12時〜14時の間閉店するお店があります。)

花株は買ったけど土は街中にある大型スーパーのほうが安い!と、インさん。なら、路面電車で一本だし、時間もあるしスーパー行く?と、いうことに。

スーパーへ着いて、土をカゴに。せっかくここまで来たんだからと買い物をするインさん。

…とても、とても中国人らしい買い方のインさん!!!まさに爆買い!!!これは、国民性なのね?!日本人もお買い物好きだと思うけど、中国人はその上を行くというか。

せっかく付き合ってくれたし、ご飯をうちで食べましょう!と誘ってくれたので、お言葉に甘えてごちそうになることに。え?魚好きなのに普段食べない?わたし(インさん)が調理してあげるわよ!で、魚にしましょう!と。

一緒に食べる魚と、イワシ1キロ(70数匹入ってるって言ってたような)と、あとなにかもう一種類買ってるインさん。インさん…シングルマザーで子供2人なんだけど…うちより食品買い込んでるぅ〜!!!

「フランスって、生鮮品高いヨネ!」とインさん。「日本の方が高いよー」と、わたし。「じゃ、アナタこっちの方が生活シヤスイネ!」とインさん、「でもわたし料理できなくて、日本はお惣菜が安く売ってるよー」とわたし。「じゃ、中国クルネ!もっと安い!」とインさん。朝あんなに苦労したのにとっても陽気!

インさんは土のほかにミネラルウォータのパックやら野菜やら何やら買い込み、わたしも猫の砂を一袋。

買い物を終えて、インさんが荷物を全部インさんのキャリーバッグに詰め、ガラガラ引っ張る。申し訳程度にさっきインさんが買った花の株を持つわたし。インさんたくましい…

二人で路面電車に乗り、バスに乗り継ぎ帰りました。

家に着いたら娘っ子を迎えに行くまであと2時間!!!急がなきゃ!!!と、インさんパパッと料理して、洗い物して(わたしは横で拭くのを手伝う)、あっという間にお魚とチンゲンサイの二品完成。

と、あまりにもこの日のインさんのお料理に感動し、忘れないうちに再現したく、本日八角香る白身魚の中華風煮付けと、チンゲンサイがスーパーに無かったので白菜のオイスターソース炒めを作りました。

インさんの調味料は中華の調味料で(お酢も醤油も黒い?濃い?)、わたしの調味料は日本のもの(お酢はすし酢、醤油はキッコーマン)なので微妙に色やテクスチャーに違いはあったものの、なんとか再現できたはず!

インさんが「ネギと生姜入れるノヨ!」と言ってたので、忘れずに入れたし!片栗粉でとろみもつけた!

ウィちゃんはお魚も白菜もパクパク、普段魚介類を全く食べないきーさんはお魚一口白菜はモリモリ食べてくれました。

八角はちょっとクセのあるスパイスですが、中華風味が増して美味しい!お醤油はともかく、中国の黒い酢、コレを今度中華スーパーに仕入れに行こうと思うのでした。前に日本で研修してた中国人の女の子が、ほんのり八角の香る皮も手作りのもっちり餃子を作ってくれたのを思い出して…アレを黒酢で食べたら美味しいだろうな!と思い出したわけ。

色々あったけど、いいことあったな、と思うのはインさんの人柄がいいからだと思うのでした。

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